Category: 学習

立山カルデラ砂防体験学習会

By , 2010年10月1日 9:16 AM

平成22年9月24日(金)

立山カルデラ砂防体験学習会 
企画・主催 立山カルデラ砂防博物館

●多くの人がおとずれる立山・黒部アルペンルート。
 そのすぐ隣に、火山活動とその後の浸食によりつくられた「立山カルデラ」があります。
 ここには荒々しくも豊かな自然と、人々の歴史が残されています。
【応募の手引き】より

前日8時、期待と不安の入り交じった中、新潟出発 所々ものすごい豪雨でした。
長岡ジャンクションを過ぎて情報看板で目にしたのは、糸魚川←→親不知通行止め。
それでも天気予報では秋雨前線が南下しているとの事だったので雨がやんで晴れることを期待して富山方面へ向かいました。
米山、名立谷浜のSAでは親不知が朝日インターに変わり、結局糸魚川で高速を下ろされ、国道8号線で迂回し、道の駅親不知ピアパークで昼食。
降り始めからの雨量がまもなく160ミリに達すると国道も通行止めになる旨のアナウンスで、あわてて出発。親不知を早く抜けなければと・・・再び朝日インターから北陸高速道で立山インターで下り、いざ立山へ。
上り坂にさしかかってしばらくしたら道路脇にサル発見。常願寺川にかかる立山大橋(平成11年11月に完成した橋長401メートル。アーチ支間188メートルは県道橋日本一)を渡ったあたりではサルの親子を含め十数匹。
立山大橋
そして途中道の駅でお買い物したりで午後3時富山地方鉄道立山駅に到着。
立山カルデラ体験学習コースのルートの中に博物館の館内見学が入ってないようだったので、集合場所確認を兼ねて博物館へ。
立山カルデラ砂防博物館立山カルデラ砂防博物館
受付で明日のメンバーですと言うと「天気予報では明日は雨なので学習会は中止です」。
えーーーーー!!。
現地の今の天候は霧雨。確かによろしくないが中止になりそうな状況ではなさそうなんですが・・・・
自分なりの理由で前日来たことを伝えると、無料スペースと有料スペースどちらも特別見学者扱いとして無料で館内見学ができました。

決行か中止かの情報は自分で確認するように案内書には記載してありましたが、
宿を予約してありましたし、決定時間には既に新潟を出発しておりましたので、私はたとえ中止であっても
立山へ行くことになっていました。前日に行って下調べを兼ねて立山に早く馴染ませたかったのですが・・・。
従いまして当日の予定変更で表立山??の「立山・黒部アルペンルート」を黒四ダムまで行くことにしました。
天候は曇り。どんよりと雲が立ち込め今にも雨が降りそうでした。
宿のフロントにアルペンルートの案内情報として 天候は晴れ 気温1度 視界良好 の表示
ほんとうか? 半信半疑で立山からケーブルカーで美女平へ。
立山・美女平ケーブルカー
美女平までをつなぐ約1.5km。立山ケーブルはこの急坂をわずか7分で登ります。車窓からは、ユキツバキの群生や常願寺川の峡谷など変化に富んだ景観を楽しめるほか、材木石と呼ばれる奇岩が見られる。という車内音声案内。

★(材木石)地質学、専門的には柱状節理と呼ぶ。
柱状節理(ちゅうじょうせつり、columnar joint)は岩体が柱状になった節理。六角柱状のものが多いが、五角柱状や四角柱状のものもある。玄武岩質の岩石によく見られ、マグマの冷却面と垂直に発達する。
材木石は柱状節理を持った立山火山溶岩の一部で、それが数多く立ち並ぶ風景は、まるで森の中に材木が転がっているかのようである。

バスで室堂へ。ガスがかかって視界不良。車窓から称名滝が見える所も通過。途中の弥陀ヶ原からは立山カルデラを眺めることが出来たのですが・・・・下車せずに室堂へ。
アルペンルートの最高所(標高2450m)と云うこともありますし、宿泊施設も有り、バスターミナルから出て散策したりという場所がら多くの人(外国人の多さにびっくり!)でごった返していました。天候は曇りから晴れ。室堂は雲海の上。
室堂地獄谷
※ 室堂ターミナルビル前(3階出口から遊歩道へ出る)には、日本名水100選の 立山玉殿湧水 が出ている。
室堂ターミナルやホテルで使っている水は、立山トンネル中央の立山断層破砕帯の豊富な、わき水である。かつて立山トンネル掘削の際、この破砕帯から毎分42トンのわき水が出て、難工事になったが、いまでは貴重な水資源となっている。 山 に積もった雪は200年かかって幾重にも重なった花崗岩の層をくぐって磨かれ、適度なミネラルを含んでおり、水温も、常時4度C前後。

散策もそこそこに次の乗り物トロリーバスで立山(雄山)の真下の立山トンネル内をわずか10分で大観峰へ。
トンネル内には照明がついているが破砕帯の所は色がブルーになっており、車内アナウンスも難工事であったことを説明している。
★(破砕帯)
岩盤の中で岩が細かく砕け、その隙間に地下水を大量に含んだ軟弱な地層のことだ。だから掘っても掘っても天井から崩れ、前へ進めない状態。地下水は4℃と冷たく、それが毎秒660リットルもの勢いで降ってくる。毎秒660リットルというのは、水道の蛇口をほんの一瞬ひねるだけでパッと浴槽がいっぱいになるような量。まるで凍えそうに冷たい滝の中に入って仕事をするような凄まじい状況で、手がつけられない。破砕帯に遭遇したあと、上空からヘリコプターで地層を調べたところ、なんと破砕帯は80mもあったことがわかった。

すぐに大観峰駅(標高2316m)に到着。見晴らし台からの眺めは素晴らしく、多くの人がカメラや携帯でシャッターを押していた。針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳等の後立山連峰を望め、黒部湖を見下ろし、
黒部平駅(標高1828m)までのロープウェーが往復している。
大観峰からの眺望
そして黒部平駅までロープウェーに乗車。途中に支柱が一本もない「ワンスバン方式」という工法で造られている。標高差500mを下っていくゴンドラからは黒部湖があっという間に大きくなっていく様子を見ることができる。
黒部平駅はケーブルカーの駅としては(鉄のレールで走る鉄道の駅としても)日本一標高が高い場所にある駅である。立山トンネルバスのトロリーバス化により室堂駅が鉄道駅となるまでは日本一高い場所にある鉄道駅であった。
立山黒部アルペンルートの途中に位置し、黒部平庭園と呼ばれる優れた景観を持った庭園の中に駅が置かれている。駅舎は2階建ての立派なもので、土産品店も大きなものがあり、レストランも併設されているが、展望は黒部湖方面が見下ろしにくく大観峰には及ばない。振り返れば立山が大きく迫り、大観峰駅も小さく見える。
立山パノラマ
黒部平と黒部湖は再びケーブルカー。たまたまダムは放水しており見る人を楽しませてくれた。30年前に一度長野県側の扇沢からトロリーバスで黒四ダム迄来たことがありました。その時は社員旅行で時間に追われ、早急に戻ったことがありました。今回は展望台まで上り、ゆっくりとダムの全貌を眺めることができました。
黒四ダム黒四ダム展望広場
日差しが陰りを見せ始めたため、今の行程を戻ることにしました。とにかく何処へ行っても多くの観光客でびっくり。
室堂で散策しなかったので、みくりが池、みどりが池周辺歩き。山裾は紅葉のはじまり。展望台からは地獄谷が見える。
みくりが池みどりが池
紅葉の始まり紅葉の始まり
室堂地獄谷
HPに様々なメッセージが載っている。

=ここは、何度も見てるのに見飽きない絶景!!来るたびに見に来るし、やっぱこの景色は驚嘆ものですな!! この景色に見とれながらハイキングしてる人たちはいいとしても、おい、そこのおばはん!!
ったく、下界に染まってマナー意識の欠落したゴミ人間は、地獄谷に突き落としてやりてぇぜ!!オレが閻魔大王じゃ!!
アイスクリームペロペロしながら、靴でペタペタ歩いてんじゃねぇよ!!この景色見て、自分が地球のゴミだと思い知れ!!
ただ、簡単に人間どもがここまで来れるというのが気にいらん!!それがなかったら、ここは聖域となるのに・・・。=

カメラを持っていると、なぜか特権を与えられたような錯覚になる人がいる。何処でもズカズカと入り込んだり、{撮影禁止}の表示があるなしにもかかわらず無断でパチパチ。常識を疑われる人の多さに唖然とする。
立山カルデラ体験学習が中止のため通常の立山黒部アルペンルートの観光になってしまいました。費やした時間は7時間。それなりの装備でしたので寒くもなく、気分爽快な山歩きを含め充分楽しめました。
歳と供に忘れっぽくなり、物覚えが悪くなり、学習意欲も薄れ、「5合マスに1升は入らない」そのマスも所々穴があいている、せっかくの知識を得ても右から左の状態です。せめて画像を後日眺めて思い出していたいと思います。本日の歩数 15,136歩。

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